「ごめんね

明日も仕事で

朝、早いんでしょ?」



終電間際

親友とは家が逆方面



「話を聞いてくれて

どうもありがとう」



小さく手を振って

分かれようとした時



「今日は気晴らしできた?

ちょっと気持ちが楽になったなら

ダンナさんと

ちゃんと話したほうがいいよ

今夜だって

家にいなかったからって

罪悪感

感じてたんじゃない?

何もかも忘れて

遊んでも

結局、状況は

変わらないからさ。

偉そうなこと言ってゴメンネ

また

遊ぼうね」