「こんな色でしたっけ?」




「なんていうか、突然変異種ってやつで…ほら!白いカンガルーとか!そういうやつだよ。」




そろそろオレも、この動物達が右田さんのペットでないことがわかってきた。




これはいわゆる…




「きゃーかわいい!!」




この声は!




「由佳、起きてたのか。まったく気が付かなかったよ。」




「あたしがいつ寝ようが起きようが勝手でしょ!それよりこれってア…」




「あー!!あーと、えーと、なんかお腹空かない?なんか食べる?」




「迫真の演技中すいませんが、めちゃくちゃ怪しいですよ。そろそろホントのこと話してください。」




というか襖あけて、秘密見せたのあんただし。




すると右田さんは諦めがついたのか、ソファに座ると話し始めた。