なるほど、そこにはケージに入れられた多種多様な生き物が並べられていた。




「これって全部右田さんのペットなんですか?」




「ちょっと違いますかね…。」




「というと?」




「その…なんですか、あの…みつ、秘密のペットというかなんというか」




なにやら額に汗をにじませながら、ボソボソ言っている。




オレはもう一度奥の部屋に置かれたペット達に目をやる。




「なんかマニアックなやつがいっぱいいますね。あれは、イグアナかな?そしてこれは…なんですか?この小さな猿みたいな奴。」




「リスザルですよ、ハハハ。」




いや、違う。オレの記憶が正しければリスザルはこんな色じゃない。