「飯はどうするんです?まさかとは思いますがドッグフードとか食わせないですよね?」




「そうですね、女の子だしキャットフードのほうが適切ではないかと。」




まったく…期待を裏切らないというか、ここまでくると怒りを通り…こさせちゃいかん!!!




ダメだ!奴のペースに乗せられるな!




「んなわけないでしょ!オレが引き取ります。右田さんに預けたら、首輪着けさせて鎖でつないで…」




いかんいかん、妄想するな!邪念を消し去れ!




「と、とにかく、オレが引き取りますから!」




「そうですか。それはありがたい、これ以上ペットが増えると困るんですよ。」



そう言うとおもむろに立ち上がり、奥の襖を開いて見せた。