バイトは無事に終わったが、由佳の金の話は終わらない。





とりあえず場所をコンビニから近い、右田さんのアパートの部屋に移し、話し合うことにした。





こんだけ近いのになんでいつも遅れてくるかなぁ。





「さて、あんた達はどうやって稼いでくれるの?盗み?密売?それともビジネス?」





3分の2は法に触れてんじゃん。





「右田さん、どうします?」





「いやいやいや、僕にふられても。…株なら少々かじってましたけど。」





「株ねぇ、そんな面倒臭いのイヤ。」





右田さんの案はバッサリ切られた。