恋ピンク

『ねぇ〜…教えてよ。』


ぷくーと頬っぺたを膨らまして甘ったるい声で私は言う。


『教えて欲しい?』


『うん。』


『何を?』


『どうやってお金を増やしたかを?』


男はクスクス笑いながらこう告げた。


『いいよ。だけど・・・。この事は誰にも秘密だよ…・・・。』


…・・・ひっかかった。




この男は私の魔性の姿に…・・・・・・。