翔の家を通りかかったとき
本当にびっくりした。


今の家と変わらない建物

小さい頃にリフォームした
って聞いていたから
でも家自体は
おんなじだった。



門柱に書かれてる立派な
表札を私は
ゆっくり撫ぜた。



 翔・・・・・
 会いたい・・・・



状況は悪くなる一方
私は
トボトボと家に向かって
歩き出す



その時だった。




「キャン キャン」
犬の鳴き声


小さい犬が門から出てきた。


「プードル!!」


翔の家には歴代
プードルがいる。



私は思わずプードルを
抱き上げた。


その時






門柱から飛び出してきたのは
翔だった・・・・・・