学校に行く。
不思議なのは、どうして学校への道が
わかるのかだった。


私は桃子
でもマサ代という人格も
どこかに潜んでいる。

よく考えると混乱するから
やめた。


とりあえずここで
なんとかマリリンの期限まで
頑張ればいいって話。




そう切り替える。



小さい時から

  切り替えの早い子だった。


両親を笑わせた。


「あの性格
悪いようでいいわ~」


「なんかホント桃子は
生まれ変わりのよーだよ。」

翔の両親との酒の席で
よく噂されていた。