時が止まった。


「え?なに?」


私の横で苦しんでいた
真重が白眼むき出して天井を見てる。


「怖いよ~」


その時だった天井から羽が


「コ・・・コロリン!!」



マリリンが現れた。


「あなたね、頭悪いわね。
私はマリリンよ。
マ リ リ ン !!」


かなりのご立腹だ。



「それで、鼻開いたの?」


「その顔笑えるわね。
体の持ち主に申し訳ないくらい。」


「なんで~べつに約束やぶってない~
早く止めてよ!!」



その時やっと解放された。


私は鏡を見ながら
充血する鼻の穴をのぞいた。