下界に行く
夜行便は2便あった。


私は2便に乗車する。



マリリンが


「これからはあなた一人でね。
私に用事があるときは
名前を呼んでね~
でもあんまり呼ばれすぎるのも
困るわ~」



「了解~」



「じゃ健闘を祈るわ。」



マリリンの天使の輪が
ピカピカに光った。




「この汽車が走りだしたら
あなたは 志村 マサ代 。
マサ代の世界へ・・・・・・
あなたの彼氏
江口 真重よ・・・・・・・
忘れないで・・・・
彼と歩くことが
歴史を変えないこと
あなたが自分の世界に帰れる
最後の希望~」