真っ暗な闇の中


私はどうなったの?
まさか一人で生きてなんかいないよね?


もしほんとうに
そんなことになったら
マリリンを食べてやる!!


「ちょっと、ひどいわ~
私なんて食べたって美味しくないから。」


「あ、マリリン!!
っていうことは???」


「あなたが悪いのよ。
不死身だから……」


「不死身って……」


「真重がね、咄嗟にあなたをかばったの。」


私は言葉を失った。


「バイクが飛ばされて
叩きつけられる前に
自分が先に叩きつけられて
あなたのクッションになったのね。」


「なんで・・・
私が隣のバカに蹴りいれたばっかに…」



「そういう運命だったから
悲しむことはないわ。」



「私、マジュに会える?」


「その前に現代に戻る準備よ」