今日は時間が長かった。
美雪は欠席・・・・

 怒っちゃった。
 ママは人情に深い人だから
 こういうことは
 うるさいから




早く真重に会いたかった。

学校が終わってから
4時まで時間があった。

もし、誤解させたなら
早く会って話をしたい。

わかってもらえるまで
一生懸命話そう。

真重を失いたくないから・・・


「まにょ」


パパが私服で走ってきた。


「あら?もう帰ったの?」


「真に合った。
俺と元哉とバイクで追跡するから。」



「なんで?それに元哉は・・・」


「そんなこと言ってられない。
あいつだってまにょのこと
心配してるんだから。
マジュと別れないって早く
わからせてやるのが
一番だから。」


全くそうだと思った。



「ありがと。」


 ありがと、パパ

小さい頃ほどパパと最近話さなかった。
パパに会いたいって思った。