「このままずっと一緒にいたい。」

病院の帰り道
私は恥ずかしかったけれど
真重に伝えた。



「マジュは?」


「俺もだよ。」



「よかった~
ずっとずっと一緒だからね。
留学なんてやめてね。」


私はマジュの背中に抱きついた。


「ずっとしんでも一緒だよ。」


真重は振り向いて
私を強く抱きしめた。



「まにょ・・・
おまえがいればなんにもいらない。」



月明かりに照らされて
唇が重なった。