「また、会えるかな・・・」
目を丸くしている
男の子に言った。


「ま・・・ま・・・さ・・・・」
遠くから私を呼ぶ声


「行かなくちゃ。」


「また会える?」
次は男の子が言った。


会いたいと
少女の私は思ってる。


「会えるよ。
私たちきっと運命だよ。」


男の子の頬にキスをした。


次の瞬間私はまた遠くから見てる。


玄関があいて
スーツの男が出てきた。


男の子の頭を小突く。


「真重、ちゃんと勉強すれよ。
おまえは、将来俺の会社を
背負ってくんだからな。
おまえの目は、強い目だ。
経営者の目をしている。」

そう言い残して
アパートの階段を下りて行って

待たしていた
黒塗りの車に乗り込んだ。



  真重の小さい頃?



目が覚めたら
マリリンが笑った。

「突っ走っちゃえ!!」って