魔女と魔獣

「テメー…またあらわれた。」

パパから離れて
真重は私の前に
たった。


あまりの迫力にひるみそうになった。



私は深呼吸をした。


「DV男!!女にまでこんなこと
する卑劣野郎は、
気のよわい人間、いじめるなんて
朝めし前って感じ?
暴走族のリーダーが
聞いてあきれるわ。
あんたに傷付けれて
この傷は消えないよ、一生。
親が責任取れって
怒ってるから
ちょっと顔かしてちょうだい」


「は~~~?
なんでおまえに?」



「今はちょーしこいてるけど
あわてるよ。
今のうちに優しくしときなよ。
横道それて
お互い後悔するんだよ。」



「腹立つ女だな」


周りがソワソワしてきた。