「マリリン!!」

部屋を開けたら
ベッドでマリリンが
雑誌を読んでいた。


そのままベッドに飛び込んで
マリリンに技をかけた。


「乱暴じゃない!!」


「なんで鼻すぐ治らなかった?」


「嫌われた方がいいでしょう?
どうして逃げてきたの?
矛盾してる~」


「ん・・・・・・・・
そう言われれば・・・・・」


「そう思って
お手伝いしてあげたのに。
あなたね、歴史かえちゃ
ダメよ。帰れないわよ。」



「そうだけど~~~
おじさん……素敵過ぎる……」


「向こうは、もうあなたに
夢中ね。」


「どーしよ・・・・
おじさんとそんな仲になったら。
結果論は真重であれば……」


「え?何??」



マリリンは言葉を濁した。


「とにかく真重に会ってきてよ。」


「会えるわけがないよ~~~」


皮ジャンと赤いスカーフが
目に入った。


「あ・・・・・
返してこないと……」


「矛盾してるわ~~~~~」
マリリンが呆れた顔で言った。