その間も
ノノが私をペロペロ舐めてくれた。


「こいつが
だまって抱かれてるってさ
家族以外にはいないんだよ。」


元哉が
ノノの頭を撫ぜた。


「不思議だな~
なんでノノおとなしいのよ?」



ノノは私と元哉を
交互に見上げた。


「ありがと……」


「これ痕残るぞ。」


「うん……
でも私もやってやったから。」



「まじに?」


驚く元哉……



「おまえ、すげーな~
かっし~~」

そう言ってゲラゲラ笑った。