恋する背中をつかまえて



言葉はぶっきらぼうだけど、
ちゃんと目が優しい。

少しだけだけど、
ちょっとわかってきた。



言葉が優しくないのは、
照れ隠しだって。



「ありがと…」


もうひとつのベッドに
ゆっくりと腰掛けながら、
あたしに向き直った。





「…俺、この間車の中で
美羽に覚悟しとけよって
ちゃんと言ったよな?」


覚悟…って何?

って思ったんだ。



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