どんな力を借りて、 あたしと崇志の写真を 公にさせなかったのか、 詳しいことはわからない。 そんな力に、 一般のあたしなんかが 適うはずもないことくらいは 言わなくてもわかってた。 だから、 生で逢えなくても ひたすら耐えてきた。 力には、 歴然とした差がある。 だから、 あたしは黙って 聞き入れていくしかない と思っていた。 一選手が反発したら。 それは放出に繋がる 危険を孕んでいる。 …それだけは避けなければ。 .