「仕方がねぇな…」 これ以上このまま美羽を 寝かせておく訳もいかない。 精算を浅野と俺とで済ませ 店から抱きかかえて出た。 「美羽を家まで送って帰るわ」 「…わかった。 今夜のところは桜井に任せる」 「…じゃあな」 誰にも見つからないように、 美羽が風邪を引かないように 車に戻らないと。 美羽は思った以上に軽かった。 ちゃんと中身入ってんの? .