部屋から出たアルーノは、言われたとおり休憩室に向かっていた。

印象としては微妙だな。
特殊課がちゃんと課として機能していたことも驚きだが
課長も、とても16歳とは思えない
信じられない事が多すぎる、だけど今目の前に存在している
ということは、これは現実なんだ。
そして、はっきりとした人間像が見えてこない・・・二人とも
どう考えても表面を取り繕っている
まぁ俺も似たような物がだから何も言えないんだが
まぁ、この仕事は素性を偽るのが日常茶飯事だからな
普段そうしてる人間は珍しいが・・・
まぁ、ちょっと考えすぎか・・・

頭を掻きむしりながらコーヒーメーカーでカップにコーヒーを入れていると
ぞろぞろと人がやってきた