プーペ「やれやれ、腕が良いのも考え物ですね」
ミシェル「まさかこんな計画があったなんてね」
プーペ「困りましたね、知られてはいけない事だったのですが」
ミシェル「冥土の土産に教えてもらえるかしら?」
プーペ「通称G計画 遺伝子組み換え技術を応用して
人間を作り出す技術がこの国で秘密裏に研究されていました
その際に、成功した例が3例、私を含めた先ほどの3人のみ完全な人間として
成功した実験例です
副産物として、超人的な身体能力が各自に備わっていた
しかしこのご時世、表立ってそんなものを使う事は出来ない
そのため、この件は極秘とされ
今まで裏の仕事をさせられてきた
もう生まれて8年になります」
ミシェル「そう、でも8歳のわりには老け過ぎてない?」
プーペ「最初から大人の状態で生み出されたものですから」
ミシェル「なるほどね」

ミシェル「最後に一ついいかしら?」
プーペ「何でしょう?」
ミシェル「人生は楽しい?」
プーペ「そこそこです」
ミシェル「そう、よかったわ」
ミシェルが目をゆっくりと閉じた
プーペ「こんな形になって残念です」
ミシェル「そうね」

部屋に一発の銃声が鳴り響いた