ミシェル「まぁいいわ、協力してほしい事というのは
私が目撃した殺人事件の犯人逮捕よ」
プーペ「あれは既に警察が調べているのでは?」
ミシェル「警察では限界があるの」
プーペ「というと?」
ミシェル「あなた達みたいな裏の組織の協力がないと
とても解決は出来ないわ
今回殺されたのは表向きは善良な一般市民
本当は私のパートナーで情報戦のプロ
彼のパソコンのメモリーチップが抜かれていたわ
そのチップに入っていたのは偶然手に入れた
細菌テロの計画書類と細菌の構成データ」
プーペ「では、そのテロを計画した者が犯人では?」
ミシェル「その犯人グループは既に私たちが報告して逮捕済み
公安が動いたから、間違いはないはずよ」
セレス「課は?」
ミシェル「9よ 私もあそこに所属してる」
プーペ「あそこか・・・首相さえ人員知らないのかよ
まったく・・・」
ジュリー「あそこは、案件は国から降りるけど
基本的にはあの組織で一国家として動いてるのよ
つまり独立機関ということね」
プーペ「証拠隠滅とはよく言ったもんだ」
ミシェル「腕は確かよ」
プーペ「では、そちらで捜査すれば良いのでは?」
ミシェル「こっちは仲間が殺されて全員殺気立ってる
このまま捜査すれば、町の中で無意味な銃撃戦が起きるわ
だから、関係のないあなた達に頼むのよ」
プーペ「なるほど、で目星はついてるのですか?」
ミシェル「さっきの盗聴器、ざっと見たけど
この国のも含まれてるでしょ」
プーペ「確かにありますね
という事は盗聴器に気づいてたんですか?」
ミシェル「まぁね、護衛が外したと相手に思わせる為に
そのままにしておいたの」
プーペ「・・・それで?」
ミシェル「テロ計画の情報を知っていたのは
犯人グループとこの国の一部の人間だけ
だから同僚を殺したのもすぐ分かると踏んでたら・・・」
セレス「全員殺されてたわけか」



ミシェル「首相、以外はね・・・」


4話END