スペシャル☆プラス




「つか矢島、彼女いなかったっけ?」



「ああ、俺?今はフリーよん♪」




よん♪って…




「何か俺さ、付き合ってから好きになるって無理みたい。だから長く続かないんだよね~」



腕組しながら考えるように言った矢島は3ヶ月続いて長いほうって少し困ったように付け足した。



う~ん…


ていうか矢島がいろんな女の子と仲良くするから彼女が怒っちゃうんだと思うんだよね。



まぁ、何でもいいけど…




「だから好きになった子と付き合おうと思って。」




急にニコッと笑いながら顔を近づけてきた矢島にあたしは一歩引いてしまう。



そのままジーと見つめてくる矢島。




「…何?」



「俺と付き合ってよ。」




「…は!?」




意味…わかんないよ…?