18歳の女王様~うちらの選んだ道~

だからこの日も私は財布は持っていても出すことはなかった。

そして昼間から3人で焼肉を食べる。
「あーうまい♪やっぱり高い肉だけあるよねー」

「本当♪」

私達は昔よく店の店長やキャッチのおじさんの高級焼肉に連れて行ってもらっていた。
だから安いが売りの焼肉屋には自分達のお金でも行かなかったんだ。

「カルビ一人前3000円」

これが普通で、これじゃなきゃおいしくなかった。

「あーごちそうさま♪」

食べ終わるといつものように綾ちゃんがお会計を済ます。
3万円をレジに出す。

ハルカは一人、外にでて食後の一服をしていた。

そして綾ちゃんもお金を出すと店を出る。

私はいつもその後に店からのお釣をもらっていた。

昔、お釣をもらわないで店を出ようとした綾ちゃんに私は3千円を渡そうとした
すると「いらなーい!!1万円以外は札じゃないから♪」
と、私に全部くれたのだ。

それからいつも千円札などのお釣は私が全部もらっていたんだ。。

3人の中で1つだけ年上な綾ちゃんはそれだけでいつもお金を払ってくてた。

きっとこの頃は綾ちゃんも自分にうぬぼれていたんだと思う。