「それで。。。??」



私は聞いた。




「だけど。。。やっぱり私は裕ちゃんの家族を壊すことはできなかったよ」



「。。。そっかぁ」



「だから結果的にやっぱり自分の気持ちを抑えることでしか生活できなかった。。」



「。。。偉いね」



綾ちゃんは言った。



「偉くなんてないよ。。」



「ううん、ハルカはすごく強い」



「強くいないと。。崩れちゃうんだもん」



「。。。ハルカ」



「だからね、この子産んでも。。裕ちゃんには認知もしてもらわないんだ」



「そうなの。。?」



「うんお金も一銭ももらわない」



「。。。えっ??」



「だって。。少しでも甘えちゃったら、止まらなくなりそうだから」



「そっかぁ。。」



「はぁ~だからもう私はこの子と生きてくだけ!」


そういうとハルカは笑顔になっていた。



すでに立派に親なんだ。。



そんなハルカを見て私も綾ちゃんも少し安心した。