「綾ちゃん誕生日おめでとう♪」



私からも言葉をかけた。




「マジで~すごい嬉しいんだけどぉ!!」



「はい♪そんでこれは2人からのプレゼント♪」



ハルカがさっき買ったプレゼントを渡した。



「えっ!マジで??」



「うん絶対に気に入ってくれると思う♪」



「ねっ♪」



私とハルカはワクワクしながら綾ちゃんの喜ぶ顔が見たかった。



するとゆっくり箱を開けた。



そしてしばらく指輪を見つめ言った。



「超~かわいいんだけど!!!」



綾ちゃんは思った通りのリアクションをしてくれた。



「でしょ?気に入ってくれた♪」



「本当。。嬉しいんだけど」



「良かった♪」



すると綾ちゃんはうっすら涙を浮かべた。



「私、今日自分の誕生日なんて忘れてたんだよぉ。。」




「そうなの??」




「だから本当すごく驚いたし、感謝してる」



「それなら良かったよ♪」



私は言った。



「正直さぁ。。最近3人で会ってなかったじゃん??」




「うん!」



「。。うん」



「それがなんかすごく悲しくてさぁ。。」



「綾ちゃん。。」



「だけどさぁ、いつもなら仕事があるからそれを理由に電話もできたけど、今は何もないからさぁ。。」



「そっかぁ。。」


まさか綾ちゃんがそんな風に思っているとは思わなかった。