18歳の女王様~うちらの選んだ道~

「あと、もう一つ。」




「。。何?」




「店に置いてある、社長のへそくりも盗む。」




「はぁ?」



私はまたその言葉にもびっくりした。



「さっき見ちゃったんだよね!朝、社長が棚の下に封筒を隠してたのを!」



「それ盗んで。。どうする気??」




すると綾ちゃんは言った。



「ハルカが無駄に借金を返させられた分としてハルカに渡す。それで、出産費用にあててもらいたいんだ。」




「綾ちゃん。。私もね、ハルカの出産費用なら本当少しだけど出すつもりだよ!!」





「うんありがとう!けどさぁ。あの傷ついた気持ちはあいつの金じゃなきゃ意味ないんだよ!」




ハルカが無理矢理、ホテルに連れてかれた日。。



私達は助けてあげることができなかった。。




そのハルカの悲しそうな背中は今も鮮明に覚えている。




「。。わかった!それなら私も協力する!」



「うん!今日の夜、社長が店を出た瞬間に行動開始ね!」



「はい!」



「だからもう私はあの店には戻らない。」



綾ちゃんは言った。




「私も、あいつのために働きたくない。」