18歳の女王様~うちらの選んだ道~

それからは、いつものようにハルカが歌い。






私と綾ちゃんはそれ聞いていた。






そしてしっかり朝まで歌っていた。






「ふぁ~マジ眠い。。」





時計を見ると朝の6時。。





「ねぇ。。もう眠いんだけど」





私は言った。






「うんじゃあ帰るかぁ♪」





ハルカはマイクを持ち帰る準備をした。






綾ちゃんも眠そうにしている。





部屋を出ると、まだつっちーが居る部屋からは歌っている音が漏れていた。





私は声をかけた方がいいのかすごく迷った。




すると。。




私の後から綾ちゃんが出てきた。。





私は声をかけるのか見ていたが、チラっともその部屋を見ることもなくフロントに歩いて行ってしまった。。





もしかしたら今日が最後になるかもしれない。。




それなのに声もかけずに。。




サヨナラしてもいいのか。。





私はまだ迷い部屋の前で立っていた時だった。




「実花!!ほら何してるの?行くよ~」




ハルカが私の腕を掴み、フロントへと歩き出した。





「ちょ、ちょっと。。」





「何?どうしたの?」




「つっちー。。まだ居るんだけど!!」





私は足を止めた。




するとハルカが言った。




「綾ちゃん。。我慢してるんだもん!行こうよ!」





「えっ。。もうこれが最後かもしれないのに。。」




「。。。だから綾ちゃんは会いたくないんだよ」





「。。。えっ?」





「今、つっちーの顔見たら辛くなるんだよ」





「でも。。」




「もういいよ。。早く行くよ!」





そしてそのままハルカに手を引かれ店を出た。