18歳の女王様~うちらの選んだ道~

電話の相手はすぐにハルカの会話でわかった。

キャバクラの店長。

『昨日のバイトの話なんだけど!私の友達もやりたいって言うから
連れてっても大丈夫ですか~?』

内容だけ話すとすぐに電話を切った。

そして。。

『実花!今日学校終わったら面接だから~!!』

話しはすぐに決まった。

『了解~!早いね。。。。』

急な展開についていけない私に関係なく、ハルカは化粧を始めた。

そして放課後になった。

『実花、まだ面接まで時間あるから駅のファミレス行かない?』

『うん、そうだね!』

私達は時間までファミレスで時間を潰すことにした。

『実花、私がお金出すから好きなの食べて!!』

『え?なんで?自分で出すから大丈夫だよ!』

すると、ハルカが満足げな顔で言ってきた。

『私ね~今お金持ちだから~!!』

そう言って自分の財布を見せてきた。

見てみると、普通の高校生じゃありえない額が入っていた。

無造作に重なっている1万円札。

。。。10枚?。。いや20枚は入っている。

『どうしたのこの大金!!?』

私はすぐハルカに聞いてみた。

『ふふ。。内緒!!!』

ハルカはニヤっと笑いそれ以上話してはくれなかった。