「はぁ?ハルカちょっともう少し冷静に考えろよ!!どうやって一人で産む気なんだよ!」



「一人じゃないもん!!私には実花も綾ちゃんも居るから!」



「。。そんなバカなこと言うなよ!友達なんて意味ないだろう!!」



その言葉に私はイラっとした。



「。。裕ちゃんのが意味ない!!」



その時だった。。




冷静に話していたハルカが泣き出した




「ふざけたこと言わないで!!裕ちゃんは私が一番つらい時に側に居てくれなかったじゃん!!」



「。。。それは」




「実花や綾ちゃんはね。。今だって。。つらい時はすぐに私のところに来てくれるの!!!」



「。。。」




「裕ちゃんは昨日は何してた?私はね。。辛くて辛くて。。一人苦しかったんだよぉ?」




「。。。ごめん」



「ごめんなんて軽々しい言葉、言わないでよ!!!」




「。。。」




「裕ちゃんになんて出会わなければ良かった。。」



「ハルカ。。」




「運命の相手だって思ってたのにぃ。。」




「ハルカ。。」




「もうこれでおしまい!さようなら」



ハルカは電話を切った。。



そして私達に抱きつき泣き崩れた。



「良くがんばったね。。。」



「がんばった。。。」



私と綾ちゃんはハルカを抱きしめた。