18歳の女王様~うちらの選んだ道~

するとその時。。

コンコン!!

「実花いるの?何か言う事あるんじゃないの?」

ママがいつもの口調で話す。

もう学校のことはバレてるみたいだ。。

「。。。あっ話聞いた?」

私はクローゼットの扉を閉めると部屋を出た。

「聞いたわよ!!」

ママがドアの前に立っている。

「。。。あっそう」

私は気まずいので下を向いたままリビングへ行った。

そして冷蔵庫からジュースを取り出すとそのままソファーに座った。

「で、学校どうするの?」

そんな私を見てママが聞いた。

「うーん。。辞めるよ」

私は言った。

少し沈黙が続く。。。

するとママが話し始めた。

「実花の人生だから好きにすればいい。。だけどどうして辞めたいの?」

私は答えた。

「。。あの学校に居ても学ぶ事がないんだもん」

「何言ってるの?皆、高校は勉強を学びに行ってるのよ?」

「そうだけど。。私には将来必要になるとは思えない」

「どうしてそう思うの?」

「だってさぁ、簡単な計算なんて電卓のが楽じゃん?それに日本の歴史なんて勉強していつどこで必要になるの?だったら私は早く社会人になってお金を稼ぎたいんだよ」

「そうだけど、高校を卒業するっていうのは当たり前のことなのよ?」

「うんわかってる。だけど私はもう行きたくないんだよ。。」

そんな私を見てママはもう何も言わなかった。

私はカナリの親不孝者だ。。

普通の子供が当たり前にやるべき事を私にはできない。

それが申し訳なくてママの顔が見れなかった。

そして私はまた逃げるように部屋に戻った。