18歳の女王様~うちらの選んだ道~

それから2時間あっという間に時間は過ぎた。

すごく楽しい時間だった。

「ちょっとトイレ。。」

私はバックを持ち席を離れた。

鏡の前でメイク直し。。

バックから化粧ポーチを出そうとするとケータイが光っていた。

「。。。誰だろう」

(着信 1件)

ケータイを開く。

「綾ちゃんだ。。」

私はそのままかけ直した。

プルルルルー

「もしもーし」

「あ、ごめん!今気づいた!」

「実花、ヤスとデートしてんだぁ??」

「いや。。デートじゃないよ」

「本当ぉ?店長が実花は男とデートだって言ってたけど♪」

「はぁー!!ったく。今日は私の高校の友達も誘ったんだ!」

「そうなんだぁ♪今日はじゃあ店戻ってこないね?」

「いや帰るよ!」

「せっかくヤスと居るのに?♪」

「。。。だから関係ないでしょ!」

「はいはい♪じゃあ帰ってくるなら連絡してよ」

「うんわかった」

「じゃあねーあんまり飲みすぎないよーに!」

「綾ちゃんと違って大丈夫です♪」

こんな感じで電話を切った。

綾ちゃんは心配して電話をくれたんだ。

この前のハルカの事があったばっかりだし。。

私はそんなことを考えながらビューラーでまつ毛をあげた。

そしてグロスを塗ってトイレを出た。