一途な彼氏

「これが最後だ」


そう呟きながら信次は晴生の体から出た


「信次」

「また会えてよかった。本当に」

「」

「これでお別れだ。ずっと空のことが大好きだったよ」


すると信次の姿がだんだん消えはじめた。このまま、本当に私の前から消えてしまうの



「待って!行かないで!やっぱり嫌!」


もう号泣だった。信次と晴生はかなり驚いていた。


「…」


しかし信次は笑顔でただ私を見つめているだけだった。


「兄貴、空をよろしく。俺のぶんまで。」

「…」


晴生は頷いた。


「さようなら、空」


そう言いながら信次はその場から消えてしまった。その瞬間。私は晴生に肩を抱かれた。信次への愛情を忘れることがデキルかはわからないけれど。いつか時が私を変えてくれるだろう