一途な彼氏

後ろには

なんと!

信次がいた!


「しっ信次」

「久しぶり」


信次は笑顔で私を見つめていた。


「…」



晴生は黙ったままだった


「兄貴も来てくれたんだ。正直びっくりした」

「お前…死んだはずじゃ」

「もちろん、死んでるよ」



そう言いながら

信次は私達に駆け寄って来た


「ほら?触れられないだろう?」


そう言いながら

私の肩に触れようとしたが

触れることはできなかった