と言いながら美甘は俺に抱き着いた。



「平瀬」



俺は平瀬を抱きしめかえした。



「もう何も考えるな?学校に来い」



そう言いながら美甘にキスをした。



「先生」



美甘は顔を赤らめていた。



「明日、朝。迎えに行く。支度して待ってろよ?」



美甘は笑っていた。次の日先生来てるかなあ?約束してたもんねぇそう思いながら美甘は玄関のドアを開けた。すると目の前に車の前に立っている。良太郎の姿があった。



「遠藤先生」

「おはよう平瀬」



笑っていた。



「さあ一緒に行こう?」


良太郎は助手席のドアを開けた。



「ありがとうございます」