☆先生☆

「私、無理矢理。レイプされていたの。ずっと」


レイプ?



叶多は腕組みしながら言った。


「たとえば、誰に?」


優は叶多に聞いてみた。


「え…」


優は真剣だった。


「倉木先生」


優はかなりびっくりしていた。


「どうして、倉木先生なんて」



「そのせいで虐めにもあって」

レイプ?虐め?

「だから、学校なんて行きたくなかった」

完璧に叶多の誤解だった。
「ずっと…怖かったの」

優は叶多に抱き着いた。

「辛い思いしたね?」

「だけど、先生にあえてよかったあ」

ドキッとした。

「?」


優は泣いていた。


「私ね。私、やっぱり先生が好き!大好き!」


そう言いながらちょっと背伸びして叶多にキスをした。背丈の差はそんなになかったけど一応。叶多の身長は低い方です。叶多もその気だった。