☆先生☆

「そう?なら、いいよ。事務室で話を聞こうか?」


ユカはうなずいた。


「君達は自習をしているように」


生徒達は明るく返事をした。その頃・優は一人廊下を歩いていた。すると偶然 倉木と出会った。



「新宮か、久しぶりだな。学校復帰したのか?」


優しい笑顔で聞いた。優は黙ったままだった。倉木には会いたくなかったからだ。


「けど、今になってなぜ?もしかして、伊沢が説得したとか…」


聞いてみた。



優はそっぽをむいて


「先生には関係ありません」

「関係ないだあ?俺達、愛しあった仲じゃないか?」