☆先生☆

女子生徒は黙ったままだった。


「先生、今日の議題は、新宮さんのことですか?」


ユカは叶多に聞いた。


「あっああ。」

「そうですか、なら、私が代表で、今知っていることすべて話します」



「じゃあ、お願いするよ」

ユカはびっくりして


「え!今、ここで、ですか?」


苦笑いだった。


「何か問題でも?」

「先生と二人っきりじゃないと、話しづらいんですけど」


まわりの女子生徒は笑っていた。