☆先生☆

「とにかく。これからもよろしくね!」


と優は微笑みながら言った。


「よろしく。それよりも、一つ聞きたいことが、ずっと聞きたかったんだけど。どうして、登校拒否なんてしたの…?」


優の表情は一瞬とまった。



回想・


「先生、何か用事でも」
約 半年前のことだった。私はある先生に放課後呼ばれていた。すると目の前に現れたのは倉木だった。倉木は優に駆け寄り突然抱きしめた。

「きゃ…!」

そのまま、倉木は優をいいようにした。それから半年後



優は登校拒否になってしまった。
回想・


「ごめん、今は言えない。いずれ、時期が来たら話すわ」


優は珍しく落ち込んでいた。叶多はそれをさっしてかこの件についていっさいふれなかった。何かよっぽどひどい目にあったんだろうと思った。