☆先生☆

「そういえば、彼女と一番最初に出会ったのはここだったな。」


なんだかとても嬉しかった。すると突然 すごい風が叶多は瞳を閉じた。再び目を開けると目の前に 優がしかも はじめて見る。制服姿で


「その制服」



思わず呟いた。


「私、学校復帰することにしたの」


優しい笑顔で叶多に近づいて来る。


「急にどうしたの?」


確かに急だったので驚いた。


「なんかね。担任の先生が叶多先生だったら、学校来てもいいかなあーって」


本心だった。


「なっ何を言っているんだよ」


思わずドキドキした。