「でもやっぱ、可愛い子は予約済みだろ」 そう言うと、秦が俺の肩を抱き寄せ 「掘り出しモンがあんだよ」 と笑った。 みんなでワイワイやってると、先生らしきオバサンが、各教室に移動しなさい!と叫ぶ。 重い腰を上げ、俺らは教室へと散った。 ラッキーな事に、達也とも秦とも同じクラス。