ヌガゥワアオアアアアッ!!
アグザスの、憤怒の咆哮が響き渡る!
「!?」
その雄叫びと同時にこのリュエーの内面が脈動を速め…
「何っ!?
リュエーが…
裏返るのか!」
ゴゴゴゴゴゴゥ…
リュエーの内壁に放射線状の亀裂が入り、外側に向かって動き出した!
…分かりやすく言えば、ミカンの皮をむくような動作。
むき終えたミカンの皮を裏返して、元々内側だった面を外側にして再び球体に戻しているようなものだ。
それが小惑星レベルの巨大さで、目の前で行われている!
これではトラペゾン・バスターを撃とうにも足場が固まらない。
「ちっ、一旦退避だ」
ウノサスが俺を抱え、飛んで離脱を始めた。
「ウノサス!!」
聞き覚えのある女の声………
あれは!
(ラシス!)
それにリ・シュウ、蜂姫も!
(無事だったか…)
良かった………
「よう、見事に傷だらけだな。
どこでサボってたんだ?」
「フン…
少しばかり、燃える牛や二つ首の大蛇と遊び過ぎた。
お前の伴侶を連れて来てやったんだ。
感謝しろ」
この状況で、互いに皮肉を言い合うウノサスとリ・シュウ。


