いざ!!咲蘭学園へ




「お前のせいだからな。」

「えっ?」

いきなり東條が、あたしの肩に腕を回して来た。

「お前が無理やり参加させたから、こんなことになったんだぞ。」

そして…

「痛い!ちょっ、どう…じょ…う?

い、息がぁぁ…。」

首を絞められた。ってか、絞められている。

「ちょっと東條!僕の千尋になにするんだ!」

「うるさい。黙れ。」

「黙るか~!!!!!!!」

東條と晃が喧嘩を始めた。

今までには、無かったことだ。

お互い無関心だったのに。

成長!成長!

ってか、東條…

そろそろ、離してほしいんですけど!!?

「はいはい。ストーップ。晃は、表に戻れ。

拓巳と千尋は、サッサと休憩に行ってきぃ。

すぐに、後半戦が始まるんやから。」

「俺はいい。ここで寝る。」

「ええから。そのまんまやと太るぞ。

それに、少しは運動してお腹減らさな、俺に負けんで~」

「はっ?」

「前半戦の俺は、本気ちゃうかったからな~

お前に、“敗者”の2文字をくれてやるわ!」

「何?」

「わっはっはっは~!!!!」

「くっそ~。絶対に負けねぇ。」

「はいはい。サッサと行け。

千尋も文化祭、楽しんできぃ。」

「うん!」

和樹に笑顔でそう返事をし、あたしは、東條を連れて教室をでた。