あたしは浴衣に着替え 和樹のところに行った。 「…か、和樹。どうかな?」 「おお!!ええやん!! めちゃめちゃ似合ってるで!!」 「ほんとに?良かった。 じゃぁ、皆のところに行ってくるね」 「ちょ…ちょいまち。」 「?なに?」 「本番まで、秘密にしとかん?」 「別にいいけど…何で?」 「まぁまぁ、俺に任しとき!!」 和樹はそう言って 走っていった。 何だ何だ? あたしは不思議に思いながら 寮に帰った。