「千尋ー!!」 前から浴衣を着た和樹が走ってきた。 「和樹…何か異常なくらい 浴衣が似合ってるね。」 「そーかー!? まっ!!祭り大好き男やからなー。」 「何かそんな感じする。」 「やろ~」 「で、どうしたの?」 「おお!!そやそや。 千尋、浴衣の試着もーしたか?」 「あっ!!忘れてた。」 「はよしな衣装係の奴等、困ってるで」 「うそ!!?ごめん。 今から試着してくる。」 「おう。 ほな、教室で待ってるわな。」 「うん。」