「そんなの当たり前じゃないですか。

千尋はアナタと違って

素直でとっても可愛いんです。

ほんと、女の子だったら

絶対彼女にするのに。」

晃はそー言いながら

あたしをギュッと抱き締めた。

あはははは。

何か照れる…。

「やめんか!!このホモ星人が!!」

すかさず和樹があたしの手を引っ張る。

「私はホモじゃないです。

千尋は特別なんですよ。」

晃は満面の笑みで言った。

「ああ…そう。」

和樹は飽きれた顔をしていた。