「千尋ー。おるか?」 荷物整理が大体片付いたころに 和樹が部屋にきた。 「和樹。どーした?」 「飯や。飯。」 時計を見ると 針はちょーど5時をさしていた。 「そっか、夕食は5時からだっけ。」 「そや。はよ行くで。 そっちの男前のにぃちゃんも 一緒に行こーや。」 和樹はベッドの上で寝ていた 東城拓巳を叩いて起こした。