「お…俺、成宮千尋。 3年間よろしくな。」 「……………。」 あ…アレ? 何故に無言? 「…お前…男?」 あっ…やっぱり… 「男だよ。」 「あっそう。」 男の子は何もなかったよーに また荷物整理を始めた。 「名前は何て言うの?」 あたしが聞くと 「入口のとこ見れば。」 と、男の子はこっちも見ないで言った。 なっ… なんだコイツ。かんじ悪!! こんなヤツと3年間も一緒とか… 無理。無理。絶対無理。