四つ並んだ布団…。
真中二つに俺と真瑠は、それぞれ潜り込む。
「ハルくん、イタリアどんな所かな?」
天井から吊された、オレンジ色の光を見つめながら真瑠が呟いた。
「う~ん。」
「キレイかな?
ご飯おいしいかな?」
また真瑠が呟く。
「う~ん。
どうかな?」
まだ見ぬイタリアの風景を思い浮かべて見たけど、その風景の中に自分の姿が余りにもなじまなかった。
「ハルくん元気でね?」
真瑠が俺の方に体を向けて、ニッコリ笑って言った。
「うん!
真瑠もな!?」
俺が言うと、真瑠笑顔で大きく頷いた。
そして目を閉じた。


